珠玉の島酒



先日、泡盛文化を伝える『珠玉の泡盛』さんの取材がありました。


スズ(錫)という素材の話や沖縄での錫の歴史について解説させていただきました前編です。
『泡盛と酒器:琉球王朝時代から受け継がれた琉球錫器(前編)』
https://syugyokunosake.okinawa/2021/08/1222/


工房立ち上げの話から琉球錫器の可能性、おすすめな泡盛の楽しみ方の後編です。
『泡盛と酒器:琉球錫文化を現代に繋ぐ「金細工まつ」上原さんおすすめの古酒の味わい方(後編)』
https://syugyokunosake.okinawa/2021/08/1336/


後編では「ビール、日本酒は好きだけど泡盛はちょっと・・・」という方へのおすすめを紹介させていただきました。

古酒には琉球伝統銘菓の冬瓜漬(謝花きっぱん店)が最高の組み合わせですが

ドライフルーツの入ったクッキーでも手軽に試すことができると思います。




記事で紹介させていただいた『尚円太鼓』(伊是名酒造所)は高い度数のお酒が苦手という方におすすめです。

 

見かけはおじさんのカップ酒に見えてしまいますが中身は驚きです。


島の水で割られているので非常になめらかでサラッとしていて

バナナのような甘いフルーティーな香りも広がります。

何にでも合わせやすく、常温が最も香りが高く美味しく飲める温度かと思います。

しかし伊是名島以外で見かけたことがなく手に入りにくいのが残念なところです。





やんばるのアカガシに焼き入れして泡盛に漬けてみました。甘く香り、ウイスキーのよう。





昔、空気の缶詰が流行ったことがあります。それと同じように泡盛瓶の中には酒造所の空気と

泡盛の香りが詰まっているので開栓の一瞬もぜひお逃さずに楽しみください。



2021年08月11日